「バドミントンコートって、どれくらいの広さなんだろう?」
「シングルスとダブルスではコートの大きさが違うの?」
バドミントンを始めたばかりの方や、お子さんが競技を始めた保護者の方にとって、コートサイズやラインの違いは意外とわかりにくいポイントです。
また、指導者や大会関係者であっても、最新の競技規則に基づいた正確な寸法や使用ラインを把握しておくことは非常に重要です。
この記事では、公式ルールに基づいたコートサイズの数値をわかりやすく図解付きで解説し、身近な例との比較や、年齢別・競技別の違いについても丁寧に取り上げます。
- バドミントンコートのサイズ(広さ・大きさ・長さ)
- シングルス・ダブルス・練習用半面コートの違いと面積
- 小学生・中学生でも使われる公式サイズの考え方
- インターハイや公式大会で使用されるコートの仕様
- 各ラインの名称とサイズとの関係(図解付き)
- コートの広さをイメージしやすくする身近な例え
※初心者の方でもイメージしやすく、「サクッと理解できる」構成を意識しています。
バド研究パパまずは、バドミントンコートのサイズを一目で把握できる図解・一覧表から見ていきましょう。
バドミントンコートのサイズ(広さ・大きさ)【結論一覧】


外形寸法・シングルス/ダブルスの幅、各ライン幅を公式ルールに基づき表示
初心者の方にもまず押さえてほしい、バドミントンコートの基本サイズをまとめます。
公式ルールに基づく正確な数値をもとに、
シングルス・ダブルス・半面シングルスの違いを一覧表で整理して確認してみましょう。
【一覧表】バドミントンコートの基本サイズ
| 使用区分 | 縦(長さ) | 横(幅) | 面積 | 畳換算(目安) |
|---|---|---|---|---|
| コート全体(外形) | 13.40m | 6.10m | 81.7㎡ | 約50畳 |
| シングルス | 13.40m | 5.18m | 69.4㎡ | 約43畳 |
| ダブルス(混合含む) | 13.40m | 6.10m | 81.7㎡ | 約50畳 |
| 半面シングルス(練習用) | 13.40m | 約3.07m | 約41.1㎡ | 約25畳 |
以上がコートサイズの結論です。



それでは次章から、これらの数字をさらに詳しく解説し、イメージしやすい比較例も紹介していきます。
【図解】バドミントンコートの広さ・大きさを数字で解説


縦(長さ)・横(幅)の違いを数字で確認できます
バドミントンコートのサイズを数字で把握しておくと、競技の理解がより深まります。
ここでは、公式規則に定められた寸法をもとに、シングルス・ダブルスそれぞれの広さや大きさを整理して確認していきましょう。
あわせて、面積やライン間の距離にも注目しながら、
「どれくらいの広さなのか」をイメージしやすい形で解説します。



まずは、シングルス・ダブルス・半面シングルスの違いを、図解で確認してみましょう。
シングルスのバドミントンコートサイズ


シングルスでは、コートの縦(長さ)は13.4mでダブルスと共通ですが、横幅は5.18mとやや狭くなります。 これは、ダブルスの外側サイドラインから左右それぞれ約46cm内側のラインを使用するためです。
面積は約69.4㎡で、不動産広告と同じ基準(1畳=約1.62㎡)で換算すると、約43畳分の広さになります。 まずは、シングルスコートの主な寸法を確認してみましょう。
シングルスコートの主な寸法
- 縦(長さ):13.40m(エンドライン~エンドライン)
- 横(幅):5.18m(シングルスサイドライン間)
- コート面積:69.4㎡(約43畳)
- 主なライン間距離
- ネットからエンドラインまで:6.70m(コート半面の奥行き)
- ネットからショートサービスラインまで:1.98m(サーブ時に入れてはいけないエリア)
- ショートサービスラインからエンドラインまで:4.72m(サーブで入れてよいエリア)
シングルスでは、一番外側のエンドラインが、そのままロングサービスラインとして使われます。
横幅以外のサイズはダブルスと共通で、シングルスでは使用する横幅だけが狭くなります。そのため、縦方向の奥行きは同じまま、左右の範囲だけがコンパクトになったコートと考えると分かりやすいでしょう。
ダブルス(ミックス含む)のバドミントンコートサイズ


ダブルスおよび混合ダブルスでは、コートのフルサイズ(縦13.4m×横6.1m)を使用します。 横幅6.10mはシングルスより約0.92m広く、左右の使用範囲が最も大きいのが特徴です。
面積は約81.7㎡で、不動産広告と同じ基準(1畳=約1.62㎡)で換算すると、約50畳分の広さになります。 まずは、ダブルスコートの主な寸法を整理して確認しましょう。
ダブルスコートの主な寸法
- 縦(長さ):13.40m(エンドライン~エンドライン)
- 横(幅):6.10m(ダブルスサイドライン間)
- コート面積:81.7㎡(約50畳)
- 主なライン間距離
- ネットからエンドラインまで:6.70m(コート半面の奥行き)
- ネットからショートサービスラインまで:1.98m(サーブ時に入れてはいけないエリア)
- ショートサービスラインからダブルス用ロングサービスラインまで:3.96m(サーブで入れてよいエリア)
ダブルスでは、シングルスにはないロングサービスライン(ダブルス)が、エンドラインの手前に引かれています。 そのため、サービス時のみは奥行きの有効範囲がネットから5.94mまでに制限されます。
一方、ラリー中はコート全面(縦13.4m)が有効範囲となります。 つまりダブルスは、横方向は最も広い一方で、サービス時だけ奥行きが短くなるという、特徴的なライン構成になっています。
半面シングルスのコートサイズ(練習用)


部活の練習などで行われる「半面シングルス」は、ダブルスコートを縦方向に半分使用し、1対1で打ち合う練習形式です。 ネットで左右に分けた片側コートを使い、縦の長さは13.4mのまま、横幅だけが狭くなります。
横幅は、ダブルスコート(6.10m)の半分である3.05mに、センターラインの幅(40mm)の半分を含めた約3.07mです。 使用範囲が限られるため、ラリー練習やコントロール向上に適しています。
半面シングルスコートの主な寸法
- 縦(長さ):13.40m(通常コートと同じ)
- 横(幅):約3.07m(ダブルス幅の半分+センターライン分)
- コート面積:約41.1㎡(約25畳)
この半面サイズは、練習用だけでなく、パラバドミントン(車いすシングルス)の一部クラスでは、公式ルールとして採用されています。 車いすシングルスでは、半面コートを使用し、さらにネット付近にサービス不可エリアが設けられる点が特徴です。
一般の健常者同士の公式大会では半面コートは使用されませんが、基礎練習やレクリエーションでは非常に実用的なサイズとして広く使われています。
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コートサイズを理解したら、次はコート全体のルールも押さえておきましょう。
シングルス・ダブルス・サーブ時の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。


ここまで、バドミントンコートのサイズを数字で確認してきました。 ただ、数値だけでは広さをイメージしにくいと感じた方も多いかもしれません。



次の章では、バドミントンコートの広さを教室やリビングなど身近な空間と比べながら、感覚的に分かりやすく整理していきます。
バドミントンコートの広さはどれくらい?【身近な例で比較】


数値だけではピンと来ないバドミントンコートの広さを、身近な空間や他競技と比べてイメージしてみましょう。「約〇畳」という数字に加え、日常感覚に置き換えることで、大きさが実感しやすくなります。
- バスケットボールコートの約1/5
- バドミントンコート(約82㎡)は、バスケットボールコート(28m×15m=約420㎡)の約5分の1弱の広さです。
- 体育館では、バスケ1面のスペースにバドミントンコートが複数面並ぶイメージになります(※実際には安全のため余白が必要)。
- 25mプールの半分ほどの長さ
- コートの縦13.4mは、25mプールをほぼ半分に区切った距離に相当します。
エンドからエンドまでのクリアーショットは、想像以上に長い距離を飛んでいることが分かります。
- コートの縦13.4mは、25mプールをほぼ半分に区切った距離に相当します。
- 横幅は「道路2車線分」ほどの広さ
- バドミントンコートの横幅6.1mは、普通車がすれ違える2車線道路とほぼ同じ感覚の広さです。
※一般的な2車線道路は約6.5〜7.0mのため、バドミントンコートは「少し狭い2車線道路」と考えるとイメージしやすくなります。
- バドミントンコートの横幅6.1mは、普通車がすれ違える2車線道路とほぼ同じ感覚の広さです。
- 普通車6台分ほどの面積
- 約82㎡という面積は、普通車の駐車スペース(約2.5m×5m)に換算すると6~7台分に相当します。
駐車場にコートを描くと、その広さが直感的にイメージできるでしょう。
- 約82㎡という面積は、普通車の駐車スペース(約2.5m×5m)に換算すると6~7台分に相当します。
このように、バドミントンコートは数字で見る以上に意外と広い空間です。 特に縦方向の13.4mは、初心者にとって長く感じやすいポイントと言えるでしょう。



次の章では、「小学生や中学生でも同じコートを使うの?」「学校によってサイズは違う?」といった、よくある疑問を解説します。
小学生・中学生のバドミントンコートの広さは違う?


結論から言うと、小学生・中学生・大人でバドミントンコートのサイズは変わりません。 全国大会や学校の公式戦でも、使用するコートはすべて同じ公式サイズです。
ネットの高さも年齢による違いはなく、中央1.524m・両端1.550mと公式ルールで統一されています。
小学生バドミントンコートサイズの考え方
小学生でも、試合では大人と同じ公式コート(13.4m×6.1m)を使用します。 低学年のうちは「コートが広い」「ネットが高い」と感じることも多いですが、これは自然なことです。
練習を重ねることで体力やフットワークが身につき、少しずつ広さに慣れていくのが一般的です。 最初からコート全体を使い切れなくても、心配する必要はありません。
中学生のバドミントンコートサイズ
中学生になっても、コートサイズは小学生・大人と同じです。 部活動や大会では、体育館に引かれた標準コートをそのまま使用します。
中学生になると体力や打球の威力が増し、コートの広さを活かしたプレーができるようになります。 その分、フットワークやコントロール力といった基礎が、より重要になります。
中学から競技を始めた場合も、基本練習を積めば公式サイズのコートに十分対応可能です。
年齢によってコートサイズが変わらないことが分かったところで、 次に気になるのは「大会では特別なサイズが使われるのか?」という点ではないでしょうか。



次の章では、インターハイや公式大会で使用されるバドミントンコートのサイズについて、ルールに基づいて確認していきます。
インターハイ・公式大会のバドミントンコートサイズ


結論から言うと、インターハイを含むすべての公式大会で、バドミントンコートのサイズは共通です。 高校・社会人・国際大会まで、縦13.40m×横6.10mの公式規格が使用されます。
オリンピックや世界選手権、日本国内の公式戦もすべて、日本バドミントン協会およびBWF(世界バドミントン連盟)の競技規則に基づいた同一サイズです。 インターハイだからといって、特別に大きい・小さいコートが使われることはありません。
大会ごとに異なるのは主に床材です。 大規模大会では、選手の安全性や反発性能を考慮し、専用のコートマットが使用されることが多くなります。
また、公式大会では試合前に審判がネットの高さやライン寸法を厳密に確認します。 全国どの会場でも同じ条件でプレーできるよう、コート規格の統一が徹底されています。
ここまでで、バドミントンコートの大きさ自体は常に同じであることが分かりました。



では、そのコート上に引かれている各ラインにはどんな意味があり、どのサイズが関係しているのかを見ていきましょう。
バドミントンコートのラインとサイズの関係


バドミントンコートには多くのラインが引かれていますが、サイズの違いを生むのは一部のラインだけです。ここでは、コートサイズと直接関係するラインを中心に、役割を分かりやすく整理します。
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コートサイズは、どのラインを基準に測るかで決まります。
各ラインの名称や役割を整理したい方は、バドミントンコート名称一覧もあわせてご覧ください。


コートサイズに関係する主なラインを、一覧で確認してみましょう。
| ライン名 | 役割・サイズとの関係 |
|---|---|
| ライン幅 | すべて40mm。ライン上に落ちたシャトルはイン扱い。 |
| サイドライン | 外側=ダブルス用(横6.10m) 内側=シングルス用(横5.18m) |
| バックバウンダリーライン (エンドライン) | コート最奥の線。 シングルスではそのままロングサービスラインを兼ねる。 |
| ロングサービスライン (ダブルス) | ダブルスのサービス時のみ有効。 ネットから5.94mの位置。 |
| ショートサービスライン | ネットから1.98m。 ここより手前に落ちるサーブはフォルト。 |
| センターライン | サービスコートを左右に分ける線。 コートの広さ自体は変えない。 |
コートサイズの数字(13.4m×6.1m)は、ラインの外端を含めた寸法です。 そのため、ラインの内側同士の距離は、実際には数センチ短くなります。
特に混乱しやすいのがダブルスのロングサービスラインですが、サーブが終われば意識する必要はありません。 ラリー中は、シングルス・ダブルスともにエンドラインまで全面が有効です。
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実際の試合では、このコートを基準にサーブ位置や反則判定が決まります。
迷いやすいサーブの立ち位置やフォルト基準は、こちらで整理して確認できます。


ラインの役割を理解すると、コートサイズの違いも一気に整理できます。
最初は難しく感じても、基本の3点だけ覚えておけば十分です。



次の章では、バドミントンコートサイズに関するよくある質問をQ&A形式で解説します。
よくある質問(FAQ)|バドミントンコートサイズの疑問解決


最後に、バドミントンコートのサイズについて、よくある疑問をQ&A形式でまとめます。
気になる項目だけ拾い読みしても大丈夫です。
ここまでのQ&Aで、バドミントンコートサイズに関する基本的な疑問は解消できたはずです。



最後に、この記事のポイントを振り返りながら、バドミントンコートサイズを効率よく覚えるコツを整理します。
まとめ|バドミントンコートサイズは「数字+イメージ」で覚えよう


バドミントンコートのサイズは、『シングルス・ダブルスで使うラインが違うだけ』という点を押さえておくことが大切です。
シングルスでは横幅が5.18mになり、ダブルスではフルサイズを使用します。
面積はダブルスで約82㎡、シングルスで約70㎡と、数字で見ても意外と広いコートです。
バドミントンコートは、 縦13.4m(=25mプールの約半分)、横6.1m(=車2台分ほどの道路幅)と考えると、 サイズ感を直感的につかみやすくなります。
本記事では、バドミントンコートのサイズについて
次のポイントを整理しました
- バドミントンコートの基本サイズ(13.4m×6.1m)
- シングルスとダブルスで異なる横幅と使用ライン
- コートの面積・畳換算による広さの目安
- 半面シングルスなど練習で使われるサイズ感
- コートサイズとラインの役割の関係
コートサイズを「数字+イメージ」で理解しておくと、プレーや観戦の見え方が変わります。 ぜひ次にコートに立つときは、距離感を意識しながらバドミントンを楽しんでみてください。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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コートサイズを理解したら、次に押さえておきたいのがサーブルール・周辺ルールです。
こちらの記事で詳しく解説しています。









